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英語プレゼンはこうすれば伝わる! ビジネスで重要な6つのポイント

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「今度の会議、英語でプレゼンするんだけど、ちゃんと相手に伝わるかな?」

 

「この前の英語プレゼン、客先の反応が薄かったけど、ちゃんと理解してもらえたのかな?」

 

英語でのプレゼンには、こうした心配や不安がつきものですよね。日本語のプレゼンでも相手に理解してもらうのが大変なのに、英語になったらなおさらだよ!って思います。

 

でも安心してください。ビジネスでのプレゼンは、基本ポイントさえしっかり抑えておけば、大失敗するようなことはありません。スティーブ・ジョブズのプレゼンを見て、自分もあんな風にやらなきゃ!なんて思う必要もないのです(笑)

 

そこで今回は、どうすれば英語プレゼンで相手に正しく伝わるか。理解してもらうためにはどうしたらよいのか。基本的な6つのポイントについて解説していきます。

 

こんな方におすすめ

  • どうすれば英語で相手に伝わるプレゼンができるか悩んでいる
  • 英語でプレゼンをしても相手のリアクションが薄いので不安になる
  • 相手の反応を無視して、つい一方的に話してしまう

 

この記事で分かること

  • 聞き手に伝わる英語プレゼンの作り方
  • 分りやすい英語プレゼンの構成
  • 相手に伝えるプレゼン本番での話し方

 

どうすれば相手に伝わるプレゼンになるか?

 

このあいだ頑張って英語でプレゼンしたのに、なんか相手の反応がいまいちで、、、ちゃんと伝わったのか不安だよ。
アヤメ

 

ミナト
相手に何かをお願いするプレゼンの場合、反応が薄いと心配になるよね。

 

そうなんだ。どうすればちゃんと伝えられるようになるかなあ。
アヤメ

 

ミナト
大事なことを伝えるために、事前準備も含めて、基本的な6つのポイントを抑えておく必要があるよ。

 

それでは早速、どうすれば相手に伝わる英語プレゼンができるのか。6つのポイントを解説していきます。

 

ポイント① 事前準備でプレゼンの目的を考える

 

プレゼンをする準備として、「そもそも何のためにプレゼンをするのか?」ということを考えてみましょう。

 

プレゼンを実施するからには、そこに何らかの狙いや目的があるはずです。単なる「情報共有」なのか。相手への「依頼」なのか。

 

どちらの場合でも、聞き手に何らかのアクション、行動を起こしてもらうことが最終目的なはずです。

 

ポイント② 伝えるべきメッセージは何かを決める

 

プレゼンの目的を考えるのと同時に、聞き手に何を伝えたいのか。どんなメッセージを送るのかを考えてみましょう。

 

例えば顧客に対して新製品を紹介するケース。この商品では、従来よりも顧客の生産効率が10%改善できるとします。

 

この場合プレゼンで伝えるべきは、「御社の生産効率を10%改善できます!」というメッセージです。

 

ミナト
聞き手へのキーメッセージを明確にしないと、まわりくどいプレゼンになってしまうよ。

 

プレゼンの目的と、伝えるべきメッセージを決めたら、次は相手に正しく伝えるための構成です。

 

ポイント③ 結論を冒頭で述べる

 

メール、レポート、プレゼン。どんな手段であれ、英語で海外の人とコミュニケーションを取る際に大事なのが、「最初に結論を言う」という考え方です。

 

プレゼンの流れ

  • 結論
  • 理由(根拠)
  • 理由(根拠)の説明
  • まとめ

 

英語圏の人たちはこうした論理展開を日常的に行っており、この流れにのった説明にも慣れています。普段から物事をそのような順序で考えているからです。そのため話の最初に結論を持ってこないと、「この人はいったい何を言おうとしているんだろう?」と、聞き手が頭の中でぐるぐる考え始めます。

 

ミナト
どんなに流暢な英語を話しても、結論がはっきりしないと相手に伝わらないよ。

 

よく言われる、“So, what?”(だから、なんなの?)ってやつだね。
アヤメ

 

ポイント④ 結論にいたった理由(根拠)を述べる

 

冒頭の結論に続く部分では、「どうしてその結論になったのか?」根拠となる理由を説明します。

 

例えば、先ほどの新商品のケースでいうと、「この商品を使うことで、御社の生産効率が10%改善します!」という結論を冒頭にもってきて、「なぜなら~」というふうに理由を説明していくのです。

 

「なぜなら、機械の処理速度が従来品の1.3倍になったからです。」

 

理由を裏付ける客観的なデータを提示すれば、さらに説得力が増します

 

説明で注意すべき点は、あれも言おう、これも言おうとして、「スライドにダラダラ長文を書かないこと」です。

 

スライド資料を見せられると、聞き手はそこに書かれている文字を読もうとします。すると文字を読むことに注意が集中してしまい、肝心のプレゼンを聞いてもらえなくなってしまうことがあります。

 

スライドに文章で説明する場合は、箇条書きで構いません。文章はできるだけ短文で、簡潔を心がけましょう。必要な情報、補足はプレゼン時に口頭で実施すれば良いのです。

 

注意点の2つ目は、「理由(根拠)を説明するうえで、無関係なデータを使わない。」ということです。数字やデータの客観的な資料は聞き手に対して説得力がありますが、本題と無関係の資料を挿入してしまうと、かえって聞き手が混乱したり、本題とは無関係の方向に話が理解されてしまったりと、逆効果になるケースがあります。

 

ミナト
図表やデータを適切に使うことで、理由(根拠)の説明に説得力を持たせよう。

 

ポイント⑤ 視覚的な分かりやすさを工夫する

 

聞き手が内容を理解しやすくするために、文字だけでなく、図や写真を使う工夫も必要です。文章で書くと長くなる説明も、図や写真を見せることで簡単に理解してもらえることがあります。

 

ミナト
製品など形があるものは、文章より写真を使う方が分かりやすいよ。

 

ただし、視覚的な分かりやすさを追求するあまり、スライドのアニメーションに凝るのはよくありません。ビジネスのプレゼンではアニメーションをうっとうしいと感じる人もいるからです。あくまでもシンプルに、聞き手にとっての分かりやすさ、簡潔さを目指すようにしましょう。

 

ミナト
プレゼンの画像やアニメーションの質にこだわりすぎないようにしよう。

 

ポイント⑥ プレゼン本番での話し方に気を付ける

 

資料が準備できたら、いよいよプレゼン本番です。本番では次の点に気を付けるようにしましょう。

 

注意ポイント

  1. 早口にならない
  2. 一方的にしゃべりすぎない
  3. 手元資料ばかり見ない
  4. 聞き手と双方向コミュニケーションを意識する
  5. 腕組みしない

 

それぞれについて見ていきましょう。

 

1. 説明は早口にならないよう気を付ける

緊張すると、つい早口になってしまうかもしれませんが、本番では意識的にゆっくり、はっきりと話すように心がけましょう。

 

2. 聞き手との対話を意識して、一方的にしゃべりすぎない

伝えたい思いが強すぎると、相手の反応を無視して一方的に話しをしてしまいがちです。プレゼンでは、双方向のコミュニケーションを心がけましょう。

 

プレゼンでの双方向コミュニケーションってどういうこと?
アヤメ

 

ミナト
説明と説明の間に数秒の間を置いてみる。話しながら相手と目を合わせてアイコンタクトを取る。そうやって聞き手の反応を見るんだよ。

 

聞き手の反応を見ながら、興味のなさそうなパートの説明を省略したり、逆に興味がありそうなパートはより丁寧に説明するなどの調整をします。明らかに興味がない部分をいくら一生懸命説明しても、相手にまったく響きません。むしろ、どんどん相手の心が離れていってしまいます。

 

3. 手元資料ばかり見ない。聴衆の方を見て、聞き手の反応をうかがう。

スライドを紙で印刷し、順番を確認する資料として手元に置きながらプレゼンをするのはOKです。ただし、プレゼン中ずっと手元資料を見ているのはよくありません。台本を棒読みしている格好になると、相手に言葉が伝わりにくくなります。

プレゼン中は先ほど述べたように、一方的な説明にならないよう、聞き手との双方向コミュニケーションを意識するようにしてください。

 

4. 聞き手に質問をする

一方的な説明で終わらせないために、聞き手への問いかけ、質問を入れる方法もあります。

 

ミナト
プレゼンの途中で、”What do you think about it?”とか、”Does it work for you? ”などと質問を投げかけて、相手の反応を見ることもあるよ。

 

質問に対する回答で、聞き手の興味度合いを見たり、逆に相手から質問を受けることで、どんな点に関心を持っているのかを知ることができるからです。

 

5. 腕組みしながらプレゼンをしない

ボディーランゲージによって伝わるメッセージもあります。大げさなジェスチャーは不要です。また、プレゼン中は腕組みをしないように気を付けましょう。相手にネガティブなイメージを与えないようにするためです。

 

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まとめ(英語プレゼンはこうすれば伝わる!6つのポイント)

 

今回の記事「英語プレゼンはこうすれば伝わる! ビジネスの現場で重要な6つのポイント」をまとめます。

 

ポイント

  1. 事前準備でプレゼンの目的をはっきりさせる
  2. 伝えるべきメッセージを決める
  3. 結論は最初に言う
  4. 理由(根拠)を結論に続けて述べる
  5. 図表、写真を使って視覚的な分かりやすさを工夫する
  6. 本番では話し方に注意する

 

何回やっても、どんな規模でやっても、プレゼンは毎回、緊張するものです。自分で「失敗してはいけない」と思い込むからです。

多少の言い間違いくらいなら、誰も聞きとがめません。間違いを恐れず、聞き手との間に双方向コミュニケーションを意識したプレゼンを心掛ければ、きっと相手に伝わるプレゼンができるはずですよ。

今回のポイントを意識して、相手に伝えられるプレゼンを目指しましょう!

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